和賀山塊

神々の住む森

1994年、それまで見たこともないブナの巨木が発見されました。幹周り8.6mは、それまで最大とされてきた静岡県箱根山のブナ6.4mを大きく上まわるケタ外れの巨木でした。場所は奥羽山脈のどまん中、秋田、岩手の県境にある和賀岳の周辺です。その後、さらに、この近辺から、こえに匹敵するブナや幹周8.13mのわが国最大級のクリ等が次々と発見され“巨木の和賀山塊”として一躍、有名になりました。なんとかしてこの『日本一のブナ』を見たいものだと、色々資料を探すのですがガイドブックがないのです。紹介記事の下に簡単なルート案内があるだけでその末尾にこう書いてありました。『標識類はなし。登山道は“けもの道”の踏み跡をたどる。途中の林道は通行止めが多いので現地確認 要』“まあ行ける所まで行ってやれ”と言う気持ちで麓に到着。林道にさしかかって40分。はたして道路工事で通行止め。“やっぱりダメか”と思っていると意外にも“通っていい”と言う。『この奥にブナを見に行くのですが、まだ遠いでしょうか?』『俺達は行ったことねえけど、この道をどんどん登って峠のカーブの所から入るらしいよ。道が悪いから落っこちねえように』それから1時間。雑草が人間の背丈ほども伸びた悪路を登りきってバイクを降り、登山開始。確かに道はありません。私は登りながら言いようのない不安を覚えていました。

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岩手県和賀郡西和賀町沢内若畑9地割

(次)日本一のブナ

神々の住む森 『日本一のブナ』を求めて山を登って行きます。かすかな踏跡を頼りに歩くのですがそれさえも途絶えることがあります。その時はおおよそ見当をつけて進んでいると、また踏跡が現れるといった調子でゆっ ...

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(前)法内の八本杉

神々の住む森 秋田杉というブランドは全国的に有名ですがそのシンボル的な存在がこの2本の大杉です。どちらも『森の巨人たち100選』に選ばれています。『法内の八本杉』は高さ40m、幹周11.5m、『オブ山 ...

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