蒸ノ湯温泉

神々の住む森

今回の旅は“森を歩く”がテーマでしたが、色々な温泉にも漬かることが出来ました。何しろ東北は“温泉天国”ですから。《昔は秘湯、今は健康ランドなみの大混雑-乳頭温泉郷》秋田県田沢湖高原の奥に乳頭山という山があります。その山麓に湧く温泉群を『乳頭温泉郷』といいます。ガイドブックによれば“東北最後の秘湯”とあり、中でも“鶴の湯”という温泉は茅葺の家に囲まれた大露天風呂に乳白色の湯がこんこんと溢れている写真が載っており誰もが『行ってみたい!』と思うような気持ちにさせられます。さて林道の砂利道を奥へブナ林をかき分けるように進んで行きます。“秘湯”にふさわしい道だ、と思っていると前方から車がやってきます。しかも次から次へと切れ目なく。『どうも勝手がちがうな』と思いながら到着してびっくりしました。すごい数の車です。空地という空地は車で埋まっています。地元だけでなく、東京、大阪、福岡ナンバーまであります。建屋はなるほど茅葺ですが中は“スシづめ”の人、人、人、これでは“秘湯”どころか大都会の“健康ランド”です。私は入浴する気もすっかり失せて早々に立去りました。これは“宣伝を信じすぎると失敗する”という経験です。《これぞ東北の温泉!-昔ながらの湯台場“ふけの湯”》湯台場というのはまことに素朴なもので岩や板で囲われた湯船がポツンとあるだけですが入ってみると実に味わいがあります。ここ八幡平の“ふけの湯”もそうで、あちらこちらで湯煙を上げる岩の大地で豊富な湯が湧き出していました。八幡平の原生林で思い切り森林浴を楽しんだ後の入浴ですからまさに“極楽”でした。

Googleマップ 秋田県鹿角市八幡平熊沢国有林内

 

(次)栗駒山

神々の住む森 栗駒は宮城、秋田、岩手の県境にある山で中腹に広大なブナの原生林をもっています。《神秘の森》勢いよく伸びたブナの大木が林立する森にはミズナラやカエデなどもあり林床はチシマザサが繁茂、さまざ ...

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(前)赤沼

神々の住む森 十和田国立公園奥入瀬(おいらせ)渓流の北に蔦(つた)温泉というものがあります。静かな一軒宿ですがこの周辺には蔦七沼と呼ばれる透明度の高い水をたたえた沼が点在しています。いずれも豊かなブナ ...

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